引出物語~おいしいもの編(石川県)~

こんにちは、ウェディングパーティーコーディネートのモンシグネです。

今回は、加賀友禅、漆器などの伝統文化や工芸で有名な【石川県】のおいしい引出物

 『五色生菓子(ごしきなまがし)』と『福うさぎ』をご紹介します。

上のイラストのような、形のちがう五つのお餅や羊羹の組み合わせには、それぞれ「日、月、山、海、里」があらわされていて、森羅万象を意味すると言われています。加賀の5つの恵みにあやかって作られています。

『五色生菓子』の誕生は、加賀百万石と言われた江戸時代にさかのぼります。

加賀藩では茶道の文化を大切にしており、茶事に用いる和菓子も人々に愛されました。

二代将軍 徳川秀忠の娘・珠姫がお輿入れをした際に、加賀藩藩主・前田利長が、婚礼にふさわしい菓子を御用菓子職人に命じて作らせたのが『五色生菓子』の始まりと言われています。

今でもお重に詰めた五色生菓子を、婚礼の際に挨拶の代わりとして、親戚や近所に配る風習が受け継がれています。

ほかにも、祝い菓子として『福うさぎ』という蒸し饅頭があります。

小さくて可愛らしいうさぎのお饅頭は、お祝いの席にぴったりです。

餡には、能登大納言や香ばしい棒茶餡などが使われています。品のある加賀の味が感じられるお菓子です。

今回は、石川県の歴史と共に長く愛され続ける祝い菓子の引出物をご紹介しました。

モンシグネは名古屋市内を中心とした

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