こんにちは、ウェディングパーティーコーディネーターのモンシグネです。
みなさんは披露宴の演出というと、何を思い浮かべますか?
ウェディングケーキ!という方、多いのではないでしょうか?
シンプルなケーキからお二人のアイデアを形にしたオリジナルケーキまで、ゲストの皆さんもワクワクします。

その昔、古代ローマ時代の結婚式では、繁栄の象徴である麦と塩でつくったビスケットを新郎が一口かじり、残りを砕いて新婦の頭にかけたことがウェディングケーキの始まりだったようです。
その後、豊作を象徴するぶどうを入れたフルーツケーキに変わり、18世紀になるとイギリス女王の婚礼で3段のシュガーケーキが注目を集めました。これが いま私たちが目にするケーキの形に近いものになっています。

ケーキの中にはお酒に浸したドライフルーツとスパイスを入れ、外はまっ白な砂糖でコーティングされています。
甘いものがとても貴重な時代だったこともあり、砂糖や蜂蜜をふんだんに使ったシュガーケーキは、二人の幸せと繁栄を願う象徴とされました。
さらに、3段のケーキの1段1段には、とっても素敵な意味が込められていたといわれています。(詳しくはまたの機会にじっくりと♡)

日本では、1970年代に高さのあるイミテーションケーキが登場。有名芸能人の結婚式で高さ1m、9段重ねのウェディングケーキが話題となり、ブームになりました。
(もちろん全部食べられるわけではなく、土台は発砲スチロールで、入刀する部分だけクリームになっています。)

1990年代になると、フレッシュケーキ(生ケーキ)が主流になり、お二人によるケーキセレモニーのあと、デザートのケーキとして『幸せのおすそわけ』をゲストの皆さんに味わっていただくことも多くなりました。
現在は、お二人のリクエストを取り入れたケーキや、ゲストにトッピングをお願いして完成させるケーキなど、自由な発想でウェディングケーキが楽しい演出の一つになっています。
お互いに思いやりを持ってこれからの人生を歩んでいくお二人がウェディングケーキにナイフを入れた瞬間・・・!
それはゲストの皆さんも幸せな気持ちに包まれる瞬間でもあります。
モンシグネは名古屋市内を中心とした
大人婚のコーディネートをしています。
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