こんにちは、ウェディングパーティーコーディネーターのモンシグネです。
前回はウェディングケーキの移り変わりについてお話しましたが、
ケーキの形にも、お二人を祝福する幸せな意味が込められていることを、みなさんご存知でしょうか?
たとえば・・・・

◆3段のシュガーケーキ
19世紀にイギリス女王の娘の婚礼の時に注目を集めたケーキです。
お二人の幸せと繁栄の願いが込められており、3段それぞれに意味があります。
一番下の段は、出席したゲストへ振る舞い、幸せをわかちあいます。
真ん中の段は、出席できなかった人たちへ、幸せのおすそ分けとして振る舞います。
一番上の段は、結婚式の後も大切に保管し、二人の子供が生まれた時、または結婚1周年に食べてお祝いします。

◆ブック型ケーキ
新たな人生の一ページの始まり という意味が込められています。
オリジナルのブック型ケーキは、お二人のアイディア次第!
ゲストの前で誓う言葉をケーキに書いておき、それをお二人で読み上げることでご夫婦としての決意を新たにする。
結婚証明書のように、チョコペンでお二人のサインを入れる。
音楽が好きなお二人なら、”人生のハーモニーを奏でます”という意味を込めて楽譜のオリジナルケーキ。
ほら、どれも素敵でしょ♬

◆バウムクーヘン
何層も重なった生地が、まるで木の年輪のようにみえることから、二人で幸せを重ねていく、という意味が込められています。
一本の丸太のような大きなバウムクーヘンが登場した時は、ゲストみなさんも興味深々!
お二人でナイフを入れたあとは、デザートでみなさんに幸せのおすそわけです。
生クリームが苦手なゲストのことを気遣い、生クリームを使わないバウムクーヘンを選ばれた新郎新婦もいらっしゃいます。

◆クロカンブッシュ
フランスの結婚式で人気の伝統的なウェディングケーキです。
小さなシュークリームをツリーのようにたくさん積み上げ、上から飴やカラメルなどで固めて作られます。高く積み上げることから、天に近づき幸せになれる、とも言われています。
フランスの結婚式では、新郎新婦が飴などで固めたクロカンブッシュに小槌を入れ、取り出したシュークリームがゲストへの幸せのおすそわけになります。
可愛らしいサイズのシュークリームですが、フランス語でchou(シュー)はキャベツのことです。
キャベツには「愛しい・かわいい」という意味があり、欧米ではキャベツ畑から赤ちゃんが生まれるという言い伝えから、子宝の象徴とも言われています。
モンシグネは名古屋市内を中心とした
大人婚のコーディネートをしています。
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