こんにちは、ウェディングパーティーコーディネートのモンシグネです。
花嫁のウェディングブーケには、素敵な言い伝えがあります。
今回はブーケについてお話ししましょう。
ウェディングブーケは、19世紀、イギリス女王が婚礼の際に、白のギンバイカの花とオレンジの花の花冠を身につけたことが始まりと言われています。
ギンバイカの白は「純潔」、たくさん実をつけるオレンジの花は「子宝に恵まれますように」という願いがこめられていたようです。
時の流れとともに花冠から、いまのようなウェディングブーケへと変わってきましたが、幸せな花嫁を象徴するたいせつなものという意味は今も昔も変わりません。
ウェディングブーケには、こんな言い伝えがあります。
その昔、ヨーロッパでは結婚式の日に男性が愛する女性に野に咲く花を摘み、小さな花束にしてプロポーズの言葉とともに贈ったという「ブーケ・ブートニア伝説」は、ご存じですか?
小さな野の花のブーケを贈られた女性は『あなたを愛します』という気持ちを込め、その花束の中から一輪を選び、男性の襟元に飾りました。
花に想いを託すロマンチックな伝説ですね。
1960年代、日本では和装ではなくウェディングドレスで結婚式を挙げるスタイルが好まれるようになりました。それとともにブーケとブートニアもお二人の気持ちを現すものとして注目されるようになりました。
ある時、結婚式を準備する女性に、ブーケの由来やブーケ伝説をお話しする機会がありました。
すると、プロポーズの時に新郎が花言葉を添えてブルーデルフィニウムの花束を贈ってくれたことを嬉しそうにお話されたのです。【花言葉:あなたは幸福をふりまく】
そして、当日のブーケとブートニアにデルフィニウムを選ばれたのです。
思い出の花に、花嫁の幸せな気持ちを託すことができるなんて素敵です。
ブーケは花嫁が必ず手に持たなければいけないのかしら?!と悩む方もいらっしゃいますが、悩まなくても大丈夫ですよ。
デルフィニウムのエピソードのようにお二人の思い出の中にある花や、花言葉で選んでみるとか、それがたった一輪でも花嫁が手にする花はそれだけで特別な存在になります。
ドレスとコーディネートしたブーケ・彼から贈られた思い出の花のブーケ・自宅のお庭でお母さまが大切に育てているバラで作ったブーケ
ブーケにはいろいろな気持ちを託せます。
さあ、あなたのブーケは・・・。
参考:最近流行のブーケはこちら↓
◆ボタニカルブーケ
決まった形はありません。生花だけでなく造花や木の実、リーフ、枝などを自由に選んでイメージを大切にしたブーケです。
◆バレリーナブーケ
韓国で生まれたこのブーケは、バレリーナが足を広げてジャンプしている様子に似ていることから、このように呼ばれるようになりました。
お花やグリーンを左右に向くように束ね、真ん中の持ち手をリボンで結びます。
大きさや持ち方によって表情が変わるのも特徴です。
大ぶりのブーケは抱えるように持ち、カジュアルさやダイナミックさを感じさせ、片手で持てる小ぶりのブーケは、上品な雰囲気を演出します。
モンシグネは名古屋市内を中心とした
大人婚のコーディネートをしています。
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